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母の思い  

「もうやめてー」「なんでそこまで」
と母が思う。
子供はどんなんでも愛おしい(笑)。
怒られ傷つきさらに絶望的な山に挑戦する「いとしい子」は見るに堪えない。
飛んで行って抱きしめて「もういいから」といってやりたい。
いつの時代もそうだ。
母の献身的愛は常に深い。
古い話だが「おしん」の母だってその愛に変わりはない。
ただ、変わったのは、環境の激変から来る親離れ、子離れの遅さ。
とうに、男の道を歩み始めるべき時に寄り添う親と、精神的に依存を続ける子供。
問題はその何よりも強い愛が彼の背中を引っ張っていること。
15歳になった子への母の正しき愛は、子の背中をいい具合に押しているかどうかだ。
引いてはならぬ。襟首を掴んではならぬ。
そこで出番はやはり父親の男義だ。
その存在感が彼を導く。
15歳の子供がインテリジェンスあふれる男に変貌する。
ガミガミな親も一目置き一歩引かざるを得ない青年となる。
これから何人そんな15歳と出会えるか、
次代を託せる男を何人見ることができるのか。
送り出せるかが、
かかわる者たちのだいご味で真骨頂なのだ。
「どう変わるかわからぬ」ことに「育成の哲学」があるからこそ、その道が遼遠なれど、
その「素材」に原因を求めるなどしてはならない。
実はおちゃめもチョイ悪もヨイショ男もなかなかかわいい。
そのままではだめなのは当然。
そのままで進む彼の未来は暗い事は予想できる。
だが、幼稚な出発を確認して覆すことが仕事だ。
必ず人はいいところと他人にはない才能を持っている。
全て自分たちが通って来た道、昔の俺たちとその周りの人間そのものだから。
こんな軟弱じゃなかったなどと時代を嘆くな。
思い出してみろ。
圧倒的な情けなさや悪いエピソードを記憶から中年は飛ばしているだけだ(笑)
なかなかできないことを彼らはやろうとしている。
彼らに求めているのは、何百人が挑戦してもなせないくらいのきつい事であるとは思う。
何百人に1人の選手になることを求めているのだから。
そうして進路を覚悟してきているのだから。
彼らの覚悟の継続と、それを強く促す粘り強いサポートがその道を決める。
成功の人生には必ず、常に名もなき師が存在し、ギリギリの理不尽が与えられるものだ。
まあ敗残者の自分が言うのもなんだが、
「程度の低い事は排除して理不尽を武骨に望んで受け入れたものが成功する」ということはどうやらまがいのない真実のようだ。 今日も絶望的な「げんこつ」が飛ぶ(笑)
母は思う。
じっと耐えて、注意深く、見ないふりをして、口に出そうな溺愛を飲み込み、
介助したい手をもう一つの手で押さえ、自分で頑張れと 無関心を装う。
  ・・・・・・・
母とはそういうものだ。
そしてお前は男だろ。
わかれよ。このバカ息子。
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カテゴリ: H30 その他

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